商品の名前、本の著者、新聞・雑誌やウェブ記事で見つけた気になるキーワード。なにか知りたい・調べたいと思い立ったとき、どうしていますか。
検索窓(Google,Yahoo,DuckDuckogoなど)で情報を手あたり次第集めていく方法ではないでしょうか。
ほかに何がある?
音声検索もあるからね
言葉を打ち込むから吹き込む。出てくる情報も広がり(キーワード関連)から絞り込み(出典のピンポイント情報)。もしかしたら、今後もあたらしい検索の方法が生まれてくるかもしれません。
なんだか、電子辞書みたいだな
さて本題に戻りまして、
お客さんが、情報を集めている途中で、あなたのサイトを見つけたとします。サイトをみるか・みないかで悩んでいます。
なぜでしょうか。
ただ知りたい・調べたいだけならば、思い悩むことはないはず。では、お客さんがもっとも知りたいと感じていることはなんでしょうか。
お客さんは疑問を解消したい
もっとも知りたいことは、今抱えている疑問を解消したい。
そりゃそうだ
ふと思い浮かんできてしまった・出来上がってしまったもやもや感から、いち早く抜け出したい・解放されたい。だからこそ、あなたのサイトに訪れたのです。
いや~、遠いところからごくろうさまです(ニヤニヤ)
お客さん、無理は言わねえ。帰ったほうがいい
おい、こら!余計な口は挟むな!
解決したいことがあるから、わざわざ検索してまで、情報を探しにきたんです。ならば、あなたがすべきことは、疑問を解決してあげる・もやもやから解放させてやる記事を書いていくことが、説得力につながっていきます。
例えば、スーパーなどで出回っている青首大根。葉っぱに近い部分・中心部分・根っこに近い部分。大根おろしにするといいのはどの部分でしょうか。おわかり?実は、葉っぱに近い部分が大根おろしに適しています。というのも、葉っぱに近いほうが辛みが多いのが理由です。中心・根っこは水っぽい感じになりやすいので、煮物やお味噌汁の具に適しています。
こういった形で疑問を解決するはなしをしてあげると、「タメになった」「べんきょうになったな」といったお客さんの助けになるので、積み重ねていけば侮れないわけです
あぁ~、大根おろしがのったうどんが食べたい
お客さんは安心したい
それでも疑り深いあなたはこう考えるかもしれません。
「そもそも疑問を解決したいがために、サイトを訪れるか?」
ほしい情報があるとも限らないしね
時間をかけてまで、サイト訪問をする理由。
それは、同じ考えや思考するひとを見つけて、自分自身を安心させたいから。
どういうこと?
お答えします。
お客さんは疑問を解決したいと思うと同時に、「同じ考えのひとはいないだろうか」と仲間探しをはじめているわけです。なので、疑問を解決している傍ら、「このサイトの考えは自分と近いものなのか・違うのか」と見定めています。同じ匂いがする相手なのかを同時進行で探っているのです。
人間もにおいで仲間を分けるのか?
みえない匂いだけどもね
疑問が解決して、同じ匂いだとわかると、お客さんはこう安心できます。
「同じかんがえのひとがいてよかった!」
お客さんは己の価値観を信じたい
もしかしたら、不思議な感じがするかもしれません。疑問を解決するのに、自分自身を安心させたいのはなんなのか。わたしの目にはこう映っています。
わたしは間違っていなかった、という肯定。
何もお客さんだけにかかわらず、すべてのひとがこころの奥底に秘めている感情のひとつではないでしょうか。
「この考えはあっているのか」
「こんなこと考えて笑われないか」
「もしかしたら変に思われないか」
ふとしたきっかけで、自分自身の価値観がゆらぐことがあります。それが疑問です。今まで信じていたことが崩れるかもしれない。崩れるにしても最小限にしたい。なによりも今まで間違っていたと思いたくない。
こころの奥底で「信じたい」と叫ぶからこそ、情報を求めているのです。
この思い、受け止めて!!
説得力を生むために必要なこと
- 疑問を解決する
- 同じ匂いを感じる
- 価値観を認める
以上の3つの視点を取り入れて、説得力のある文章を作り上げてください。
なによりも大切なのは、お客さんをあたたかく迎えること。「このサイトおもしろいな」「また来たいな」と思ってもらうことが、欠かせないと思っています。
AIや自動化で、人間の存在が霞んでしまっているからこそ、人と人の関わり合いを深めていきたいと考えています。こころのふれあいこそ、人間の強み。そう願っています。
アツいね~
冷やかしはNG
たとえバカにされても、突き進んでいこうと、こころに決めました。
バカにしたつもりはないんだが・・・