ストーリーテリングは難しい?簡単に書くためのポイントはひとつだけ。

letter-writing コピーライティング・セールスライティング



ストーリーを挟むと、読みやすくなり、理解してもらいやすくなるよ

ストーリーを操れれば、相手の反応が違うといわれても、肝心なことがわからない。






それは、どう書けばいいのか。




じつはストーリを書くのは難しくありません。気を付けるポイントさえ押さえていけば、




「なんだ、こんなことか・・・」


そう拍子抜けしてしまうかもしれません。

さぁ、ストーリーを巡る旅に向かいましょうか?

飼い主
飼い主

今回はストーリーできないなぁ・・・

おっと、素通りできないぁ

ネコジャラシ四郎
ネコジャラシ四郎

あえてスルーしよう

過去・今・未来を通しての伝言

ネコジャラシ四郎
ネコジャラシ四郎

ところで、ストーリーとストーリーテリングの違いは何?


そうだった、説明していなかったね。ざっくりと分けると、


ストーリー → 成り立ちや秘話を説明文ではなく、読み聞かせるような書き方


ストーリーテリング → ストーリーを使った技法の名前




ここではわかりやすさを優先して、ストーリーに統一してます。

ネコジャラシ四郎
ネコジャラシ四郎

ストーリーテリングの名前は格好つけか・・・

まぁ、そう言わずに・・・。




さて本題に戻りましょうか。


時間差をつけて○○を生む


改めまして。ストーリーの書き方で気を付けるべきことは、




ギャップです。


ビジネス本などで解説されているギャップだと、お客さん自身が



「あれ?思っていたのと違うな・・・」



「(いい意味で)裏切られたなぁ!!」


となっていますが、今回の場合とは異なります。




ストーリーにおけるギャップとは、時間差で生まれる、変化のことです。

わかりずらいので例えを出すと、


たかし君は将来やりたいことがわからず、勉強に身が入りませんでした。


ある日、なにげなく救助隊員のドキュメンタリーを観ていました。


救助隊員は被災した地域で助けてもらったことの恩返しから、隊員を志したというものでした。


たかし君は「誰かの役に立ちたい」と奮い立て、勉強に力を入れ直しました。


それから5年後、たかし君は救助隊員となりました。

現在から未来にむかって、何もない状態から救助隊員への変化が起きています。

これがギャップです。

ネコジャラシ四郎
ネコジャラシ四郎

えらい

それに比べて主(あるじ)さんときたら・・・

飼い主
飼い主

変わらなくたっていいじゃないか

わたしだもの

短い文でもできるストーリーの力


先ほどのように、ストーリーは簡単に書けます。

ですが、変化をつけるだけなら、長文は必要はありません。

要は、一文でもいいのです。例えば、






あの日抱いていた情熱は今もあるだろうか




自分で書いていてドキリとしているのですが(汗)、ここでは過去と今の状況を写し出しています。


そうです。変化を出せるのなら、短くても力を発揮するのがストーリーであるわけです。

お客さんのこころを揺さぶれるのなら、文章の長さに違いはありません。

飼い主
飼い主

小粒でもピリリと辛い・・・

開発秘話・失敗談・裏情報でも使えるが、注意点も


ストーリーがあることで、お客さんも飽きずに、読み進めてくれる利点もあります。

そのため、「開発秘話などの裏話にはストーリーを!」と入れ知恵しているビジネス本がありますが、忘れていることがあります。


そうです。変化(ギャップ)です。

開発のときにどんな発見・苦労・努力をしてきて、どんな教訓を得てきたのか。それがどうお客さんに還元できるのか。

そういった変化がなければ、たんなる回顧録になってしまいます。

ネコジャラシ四郎
ネコジャラシ四郎

それはそれで見てみたいな


社内誌でもいいので、身内で勝手に作ってくださいな。

今回は違いますからね(念押し)。

むすびに


ストーリーテリングは難しい?簡単に書けるポイントがある。その全容は、

  • ギャップをつくる
  • 時間差で変化を生む
  • 長文、短文に対応できる

あくまでも目的は、お客さんのこころを揺さぶることです。


大きなギャップをつくることに熱中して、過激な題名やつまらない扇動には走らないでくださいね。

間違った努力ほど、冷めたものはありません。


向かうべきは、お客さんがどう思い、どう感じ、どう行動するのかを洞察して、言葉にしていくことです。


この記事が役立てのなら幸いです。

あなたのよき人生に幸あれ!それでは!


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