どんなに優れた商品でも、あなたとのつながりがなければ、お客さんは買ってくれません。
何度も顔を合わしているのならいざ知らず、初対面のお客さんだとそうはいきません。
今すぐにでも、距離感を縮めることができたのなら・・・。
じつは、ある質問をすると、お客さんとあなたの距離がぐっと近くなるのです。
お立ち寄りついでに、聞いていきませんか。

お客さんとの距離がはなれてセンチメートル・・
いや、センチメンタルさ!

お客さんの表情が硬いような・・・
お客さんを一気に過去に戻そう~原体験はどこにある?~
どんな質問をすればいいだろうか。
好きな食べ物・出身地・はまっている曲なんかを聞くのもお互いの共通点を探る方法としてありますが、今回の趣旨とは違うのでパスします。

友達作りではないからね
目的は、お客さんが持っているあなたに対しての警戒心を解くためです。
「信頼していいのだろうか」
「腹を割って話せるのだろうか」
「ダマされていないかな」
お客さんには、安心して話をしてもらいたいわけです。
そこで、こんな質問をしてみましょう。
「あなたが子供のころに好きだったことはなんでしょうか」
そうです。お客さんの過去を聞いてみてください。
「でもそれって失礼じゃないの?」と思われるかもしれません。
お客さんの過去を覗くことに抵抗を感じるかもしれませんが、むしろこの手の質問は喜んで話してくれるものです。
自然の中で遊んだこと・無我夢中で集めていたもの・親に連れられて知った体験など
お客さんの中で眠っていた過去の記憶の扉を開けていくと、あなたとの間にふしぎな関係性が生まれます。
いわば、相談相手として、あなたが認識されるのです。
早い人だと10分ほどでできる裏技だそうです。

10分あれば、わたしだって・・・

だじゃれのせいで離れていきそうな
過去と未来の姿を比較させる
ここでこう思ったかもしれません。
「対面ならできるけど、ネット集客だと厳しいよね」
ここでのポイントは、時間軸です。
お客さんの過去と現在を比べるだけでも、できてしまいます。例えば、
もし6歳のときのあなたに会えるなら、どんなことを伝えたいですか。
どこか残酷な気もしますが、こういった質問を混ぜることで、人生を振り返るだけでなく頭の整理もできます。そのうえで、
これから10年先、どんな人生を歩んでいきたいですか。
こういった質問を付け加えてみるのもいいでしょう。
そうした手順を踏んでから、おすすめの商品を紹介すると興味を持ってくれます。
流れとしては、現在→過去→未来と辿っていきましょう。

ある意味、自分史だね
むすびに
初対面のお客さんとの距離感を縮める質問の真意は・・・
- お客さんの過去=幼少期の思い出話である
- ネット上なら、幼少期の自分と会わせてあげましょう
- お客さんの自分史をつくってあげましょう
- 可能ならば、視線は未来に向けてあげましょう
お客さんとちょっとした時間旅行を楽しんでいる間に、あなたを身近な相談相手として認めてくれるならば、あなたの勝ちです。
あとは好きなタイミングで売り上げちゃいましょう(笑)

笑いながら言わないで
そうそう、注意点として、お客さんの過去を覗くうえで感謝の気持ちを忘れずに。過去を知れるからといって、悪用はしないようにくれぐれもお願いします。
本日はお越しいただきありがとうございます。それでは、別の記事で会いましょう。
またね!