あやふやな文章・ふわふわした文章しか書けないときは、お母さんのお節介を思い出そう

smile_mother_baby 個人で生かすコピーライティング手法

意気込んで長文を書いたのに納得いかない。読み返してみると、あやふやだったり、ふわふわした文章ばかり。なんだか気恥ずかしくなって、結局作業が進まない。そんなときに思い出してほしい。

お母さんの厚かましさにある愛情

母の日や父の日。お中元やお歳暮などの年中行事がやってくると、世間では急に騒がしくなる。

街中ではふだん口にしていない感謝のことばであふれてだす。わかってはいるけれども、実際目の前にすると、口ごもってしまい言えずじまい。あー、もったいない。

そんな時、思い浮かばないだろうか。お母さんから連絡がきたと思ったら、しょーもない話をしているなと。例えば、

  • キッチンのコンロの調子が悪いから見てほしい。
  • 最近家庭菜園を始めて、いい野菜が育ったので、送りたい。
  • 掃除をしたら昔の写真が出てきた。一緒に見よう。 など

でもそれは理由がある。たまには親に顔を出しなさい。という奥ゆかさがあるお母さんの愛情なんだと。

キッチンの調子だとか、野菜の育ちだとか、昔の写真とか理由なんかどうでもいい。とにかく、会いたい。それがあるからこそ、こじつけても、思いを口にしている。これはありがたく参考にさせてもらおう。

名付けて、「お母さんの気持ちくみとってね作戦

伝えたいことはひとつ

お母さんはやきもちしている。伝えたいことは山ほどある。でもここで全てをぶちまけるわけにはいかない。お節介だといわれても目的は果たさないといけない。目的それは・・・。そう、あなたが実家に顔を出すこと。この1点に尽きる。

ここで、あなた自身が書いたセールスレターやブログ記事を読み返してほしい。果たすべき目的は明確かどうか。つまり、読んだお客様にこちらの気持ちを受け取ってもらえただろうか。

お母さんに戻ろう(?)。あなたには実家に帰ってきてほしい。ただ帰ってくるだけではもったいない。お母さんの内なる気持ちを秘めながら、はなしがしたい。それで、キッチンコンロや野菜・写真の話がでてくる。はじめは口うるさいと感じていたあなたも、お母さんと連絡していくうちにある気持ちが芽生え始めてきている。

「懐かしさに浸りたい」

もちろん帰ってきた暁には、お母さんから昔話を聞かされるだろう。不思議なもので、昔話や思い出が介入すると、雰囲気が和む。顔をみたいお母さん。懐かしさに浸りたいあなた。お互いを引き寄せたのが、昔話。これは侮れないことで、お互いに共有するものがあるからこそ、気持ちが動いてしまう。

お母さんから学ぶべきことは、この気持ちが動いてしまうお節介の部分。

文章で意識してほしいことは、お客様の昔の記憶や出来事を刺激すること。すなわち、過去の思い出に結びつくような話を混ぜて、互いに共有できるような間柄を築いていってほしい。

まとめ

  • あやふやな・ふわふわした文章の対策には、お母さんのお節介を学ぶべし
  • 事例はなんであれ、ただひとつの目的を達成すべく注力しべし
  • 思い出の共有は有効であると心得るべし
  • なにより親しい関係性は無敵なり

あなたがライティングを通してお客さんに伝えるときも、軽いお節介のほうが気持ちを乗せやすい利点がある。気持ちが入った言葉だからこそ、あなたがもっとも知ってもらいたいこと・わかってもらいたい想いを言葉に込めて、ぜひお客さに向けて届けてみてください。

あなたの使命に誇りをもつことができるなら、あなたが願う大切な人を守ること・時間に縛られない生活・日々の暮らしに困らない生活を送ることだって叶います。そのためには、まずお客さんを喜ばしてから。そこから喜びの輪を広げてみてください。応援しています。




(閑話休題)


お母さんのお節介。実家にいるときにはあれだけうっとうしく感じていたものが、一人暮らしを始めると恋しくなるのもわかる。

  • ティッシュ・ハンカチの持ち物確認
  • 夏休みの時の早めの宿題取り組み
  • 冬休みの時の書初め
  • 食事中のマナー
  • 小腹がすいたときに握ってくれたおにぎり

思い出すな・・・。久しぶりに手紙でも送ろうかな。自分で書いていてしんみりしてしてしまったクリヤマでした。

ではでは。

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