「空気を読め」「周りに合わせろ」
そんな言葉が日本では当たり前のように飛び交っています。
そのためでしょうか。
子どものころから、「和を乱さないように」「みんなと同じにしておこう」と押さえつけられてきた私たちは、知らず知らずのうちに「多数派こそ正義」だと思い込んでしまっている節があります。
でも本当なのでしょうか?
歩きやすい道と歩きづらい道
確かに、多くの人が選んでいる道は、安心感があります。
「みんなと同じなら、失敗しても自分だけの責任じゃない」
寄りかかれる部分があると、安心できますよね。

赤信号、みんなで渡れば怖くない
けれども、“安心できる”と“納得できる”は別のものです。
多数派の中にいれば、「周りと同じだ」と安心できますよね。
やりたいことが他にあっても、「これが正解なんだ」と安心しますね。
そうやって、安心という言葉に頼り続けた結果・・・
後になって“後悔の一本道”になっていた――そんな話よく聞きますよね。

終活で聞くことだね
「正直に生きればよかった」

老いて言われてもね・・・
異質と言われようとも・・・
少し思い出してみてください。
今、社会で活躍している人、注目されている人、歴史に名を残した人。
彼らが皆、最初から“多数派”だったのでしょうか?
違いますよね。
むしろ「それは無理だ」「変わってるね」と言われた側にいたはずです。
自分の感覚や信念を持ち、貫いてきた”変わった”人こそが、
結果的に新しい価値を生み出し、時代を動かしてきたのです。
アイディアを発表して、相手から笑われるぐらいがちょうどいい
ビルゲイツ (米国・実業家)
あなたはどうなの?
そうはいっても、他人の目は気になるものです。
「どう思われるだろう」「失敗したら笑われるかも」と、不安になるのも自然なことです。
でも、最後に責任を取るのは、世間ではなく“あなた自身”です。
だったら、自分の心の声を聞くべきです。
やりたいことがあるなら、まずは自分を認めてあげる。
周りがどう思おうと、あなた自身の納得こそが、人生の芯になります。
それくらいしても、バチは当たりません。

その点、わたしはこころに偽りなく歩んでいるな

能天気なだけなのでは・・・
むすびに
「みんなと同じ」だと、確かに気が楽です。
でも、その生き方があなた自身“正直”でないのであれば、
それは、本当の意味で納得できるものではないでしょう。
あなたの感覚は、きっと間違っていません。
だから、周りと違うと感じても、それを「怖い」と思わないでいいのです。
人生はあなただけにしか歩けない道なのです。
踏み出す勇気は、誰かがくれるわけではありません。
あなた自身が、自分に与えるものです。
でもね、思いつめてしまって気が滅入ったら、元も子もないですからね。適度に休憩しながらでも、信じた道を進んでみてください。
別の記事でも会いましょう。
では!