生成AIの進化が止まりません。文章はもちろん、画像・絵・プログラミング・Excel作業と、今まで人力で行っていたことが、ほぼ自動でできてしまうのですから。
とくにネットビジネス界隈では、のどから手がでるほどの代物なんです。
なぜって?
例えば、文章づくりがわかりやすいです。これまでなら、商品紹介や関連する話題の記事、ブログやホームページ・SNSの内容に至るあらゆる文章を、自ら考えて書かなければならなかったのです。
ただ書くだけでなく、求めているお客さんの悩みや疑問に答える文章です。頭に汗をかくといえばいいでしょうか。こういってはなんですが、メンドクサイです。

おかげでおつまみは進んだけどね
間違いない(確信)

あなたが飲まれてどうするんですか(怒り)
わかったって(焦り)
はなしを戻します。
言うは易し、ですが生むは・・・というわけです。ですから生成AIの登場は生唾ものなんです。

待ってました救世主!
自ら考えなくても文章がつくれる、しかもお客さんに響くセンスある案を見せてくれる。だったら、今まで専門家に任せていた仕事は生成AIに託せばいいわけです。
そうすると、ネットビジネスでヒトがすべきことはなにが残っているのでしょうか。
ある意味、こちとら死活問題です。

このサイトだって・・・ね
いや!まだ活路はある!

あきらめずにかつろ~
・・・勝つぞか

前途多難だ・・・
生成AIと文章作成
ここでひとつ断っておきます。

実は、サイボーグだってこと?
そうそう・・・って違うよ。ふざけないで聞いておくれ。
ここでの生成AIは、Chat-GPTのことを指します。
それを踏まえて進めていきますので、おねがいします。
プロントづくり
生成AIでできることを知ることで、反対にヒトができることが浮かび上がってきます。
「敵を知らずは百戦知らず」ってところでしょうか。
さて、まずわたしたちが知っておくキーワードは、プロンプトです。

プロンプト?
Chat-GPTを使いこなすうえで、必要な作業です。「あれしたい」「これしたい」と頭のなかで思い描きますよね。それをわかりやすく記載した設計図とお考え下さい。
「なんだか難しそう・・・」
そこまでかしこまらなくても大丈夫ですよ。例えば、
- 後日提出するレポートのひな型をつくってほしい
- 詫び状の例文を500文字ほどで書いてほしい
- 英文を翻訳して、ポイントを箇条書きにしてほしい
こんな風に「なにをかいてほしいか」を書ければいいのです。ねぇ、簡単でしょ。
適切な抽象度
ですがひとつ落とし穴が待っています。
それは、個人情報や機密情報は打ち込んではいけないことです。

それならどうするの?
その答えが、抽象化です。
ポカーンとしているかもしれません。

ポカ~ン

ぽか~ん
よ~く、わかりました(泣)
それなら、「牝牛ベッシー」という有名なたとえ話でどうだ!
ある村に、牛飼いが暮らしています。ある一頭をベッシーと名付けて育てています。
牛飼いにとってベッシーは家族のような存在です。
ある昼下がり、牛飼いは銀行員に相談に行くことにしました。
それは、自身が経営している牧場の今後を話し合うためです。
お付き合いのある銀行にたどり着いた牛飼いですが、顔なじみの銀行員はあいにく別客の対応におわれています。
仕方がないので、近くの若い銀行員に声をかけてみることにしました。
「最近、うちのベッシーの調子が悪くてね。気候のせいなのか、えさのせいなのか。どう思おうかね」
そんなはなしを聞かされた若い銀行員はどう考えたでしょうか。
「これって世間話なのか?」
「尋ねているのは、ペットのことだろうか?」
「そもそもベッシーって誰のことだろうか?」
答えに詰まっていると、そこに顔なじみの老銀行員が所用を済ませ戻ってきたのです。
「ベッシーちゃんね、それはお気の毒ですね」
事情を理解した老銀行員は、牛飼いとその後、旧友と再会したかのように盛り上がったのです。
さてここで質問です。
若い銀行員と老銀行員を分けた違いはなんでしょうか。
さきほど、抽象化がキーワードとしたのを覚えていますか?
牧場にいる牛を言い換えてみると・・・
富・資産・農場資産・家畜・牝牛・ベッシー・物質
若い銀行員は、ベッシーと聞いたときに頭の中で浮かんだのは、個別の名前です。
一方、老銀行員は、農場資産と家畜のことだと考えて、応対したのです。
つまり、ふたりの銀行員の違いは、どんな言い換えをしたかにあります。
知り合いならいざ知らず、初対面(?)の相手に、自身で飼っている動物の名前を告げてもわかってもらえません。
同じように、生成AIに特定の人物・名称・商標で問いかえることは、混乱を招くおそれがあります。
重要なことは、相手が答えられるように、情報を言い換える=抽象化させる能力です。
おわかりですか。

ところで、ベッシーはどうなったの?
栄養をつけて健康になったんだよ(適当)

牛だけに、うっしし
なんてね
よりお客さんと密接に関わる!?
ここまで生成AIとのかかわり方を学びましたね。ここからは、機械に任せられるものとヒトが行うものについてですが・・・もしかしたらピンときているかもしれません。
そうです。呼び込みが機械に任せられるということです。
今までお客さんを集めるのも大変なはずです。目を引く題名・読み続けてもらうための構成・執筆のための時間づくりなどと頭を悩ますことがわんさかと・・・。
それまでの作業時間がうんと短くなるわけです。
・・・ということは、後に残る作業はなにがあるのか。気になりますよね。
私の見立てでは、以下の2点に絞られます。
お客さんとの日頃のやりとり
どんなに上手なセールストークを聞いても、どうしても納得できない部分があるものです。
中でも「このひとは信頼できるのか」といったもやもやは残ったままです。
はなしの中身ではありません。はなした当人自身です。
どうしたら信頼感をつくれるのか・・・?
信頼を生めるのか・・・?
一番の方法は、お客さんとの接触を増やすことです。
例えば、
- お問い合わせやアンケートなどで、直接お客さんの声を聞く場をつくる
- お客さんから持ち掛けた疑問や不安に対しての記事や回答をする
- なにげない出来事の会話・しゃべりばの提供
お客さんが気軽に参加できる方法があるのが理想的です。
SNS・メール・掲示板・コメント欄・チャットなど、対象のお客さんに合わせて用意してあげましょう。

会員登録しなくてすむのがいいな
アフターフォロー
一度買ったら終わりでは、悲しすぎます。
ネットが入口だからこそ、お客さんとのつながりを大切にしたいものです。
実店舗ならいざ知らず、ネットビジネスだと何があるでしょうか。
例えば、
- あなたのサイトにしかない購入特典
- メールやチャットなどで行うアフターサポート
- さらに知識を深める限定記事やレポート
勇気をもって飛び込んでくれたわけですから、タメになる・勉強になる・経験になるといった充実した時間を過ごさせてあげてください。
相手を思いやれるあなたなら、できるはずです。

閉ざされた扉を開く気分だね
おぉ!野心的だね。

よく迷子になります

人生も同じですね
むすびに
生成AIに文章作成を任せられるのなら、わたしたちはなにをすべきか?生成AIに対しては、
- 具体的なやりたいことリスト(プロンプトづくり)
- 相手に伝わる言い換え(適切な抽象化)
わたしたちがすべきことは・・・
- 問い合わせやアンケートなどで、生の声をゲット
- 疑問、不安に答える記事や回答
- たわいもない会話
- あなたにしかできない限定特典
- メールサポートなどの深いやりとり
- 限定記事やレポートによる知識の追求
呼び込みが自動化されても、その後の展開は、まだ私たちには残っています。
一度限りか、継続していくか。どっちの道を選ぶかはあなた次第です。
どっちのほうがいいって?勘がするどいあなたならおわかりでしょう。

ねぇ、お腹すいたよ

レッツ、おつまみターイム!
もう、そんな時間か。幕引きですな。
それでは、みなさんの人生によき出合い・幸あれ。
別の記事でも待ってます。では!