商品の魅力・これまでのいきさつ・これからの想いなどコピー内にすべて書いた。
あとは読んで行動をしてくれるのを待つだけ。
そのはずだったが、お客さんからもらった一言は・・・
「なんか話飛んでいない?」
そうなってしまうと、せっかくしたためたコピーなどそっちのけ。
お客さんのこころは次第に離れて、あなたのもとから足が遠のいてしまうことに。当然、商品が売れるはずもなく、あなたの気持ちはうつろになってしまう・・・。
こんなことにならないためにも、対策を講じておきましょう。
読みにくさで離れてはもったいないですからね。

そう簡単にふらいに割り切れないよね
・・・あれ?どらいだった

ふらい=飛んでいる?
はなしが飛んだように感じるわけ
お客さんの関心事は書いてあるはずなのに、なぜとんだ印象を与えてしまったのか。
考えられることは・・・
つながり・関連性が見当たらない
はじめは興味があって読んでもらったのに、どうにも前後のつながりがわかりずらかった
気づいたら違う話題に移っていて頭が混乱してしまった
独立した文章なのか、補足情報についての文章なのか、見分けがつかなかった
文章の読みにくさで足を取られてはもったいない。ある物語を例にお答えしましょう。
わたしは便利屋を営んでいる30代の男性です。都会よりの地域で暮らしています。家の中には、わたしとネコ4匹で生活しています。はっちゃかめっちゃかです。他人よりも自分の家を掃除しないと。仕事で手が回らず、放置状態です。誰でもいいので手伝ってください。待っています。

わたしのはなしか!?

主(あるじ)さん、便利屋だったんですか?

おぉ!?意外だった?

いや、てっきり無職かと・・・

(泣)
こんな物語をどう改善していけばいいか。2つの策を授けましょう。
解決策その1 接続詞
文章と文章の間に工夫を凝らすと、読みやすくなります。それが接続詞です。
例えばこんな感じに・・・
家の中には、わたしとネコ4匹が暮らしているので、はっちゃめっちゃかです。
他人よりも自分の家を掃除しないと。なのに、仕事で手が回らず、放置状態です
こちらのほうが少なくても、つながりが出て読みやすくなったのではないでしょうか。
解決策その2 小見出し
接続詞と同じく使えるのが、小見出しです。

そうだ!わすれていた
燃えるゴミ出していなかった
・・・それは、ごみ出し。

主人公なんだから、出しゃばらないでください

主人公なのに!?
小見出しについて、話していきますからね。
いいですね?

なんかすごい圧を感じるんだけど・・・
さきほどの物語の一部を改善すると・・・
普段は都会よりの地区に暮らしています。 <にぎやかな生活> 家の中には~
小見出しがあることで、場面切り替えがスムーズにできるかと思われます。また、ひとつあれば、お客さんも次の話題が想像しやすくなり、途中で「あ~きた」とすっぽかされることも減るでしょう。
みるひとがみればわかると思いますが、本の目次と一緒です。こうした細かい工夫が、あとであなたを助けてくれるわけです。

どういうことだろうか?
むすびに
はなしが急に飛んだと感じるのはどうして?その解決策は?まとめると・・・
- 原因:つながり、関連性がない
- 対処:接続詞の使用・小見出しの使用
コピーを綴っている本人は全体図を見渡せていますが、お客さんは初めて目にします。
文章のつなぎがうまくいかないだけで、小さな不満を溜めていくことになります。
イヤですもんね。
試しに読んでみて、ストレスだけ受け取ったら。

そりゃそうだね
だからこそ、わたしたちは、ストレスなく読み進められるコピー作りに精を出さねければいけないのです。
小さなことかもしれませんが、細かい工夫にも気を配れるかで、お客さんの受け取る印象はだいぶ違います。相手を思いやるというのは、なにも特典やアフターフォローだけではないのです。
そのときの気配りでつないだお客さんとのやりとりは、あなたのビジネスを進めていくうえでも、よき理解者となり、仲間となり、なにより力となっていくことでしょう。
それを面倒ごとと思うか、使命だと思うかで、今後の取り組み方に大きく変化が出てきます。
話半分でもいいので、こころの隅にとどめておいてください。
また別の記事で会いましょう。では!

・・・ちなみに、ぼくの食事の缶詰はどこにあるの?

え?あぁ・・・片づけなきゃわからないや

早くしてください、空腹で倒れそうだよ

そんだけぽっちゃりなら・・・あ!

むきーーー(怒)

お~と、依頼事の時間が迫っているぞ
仕事いかなきゃ~
今日もにぎやかです・・・